銘柄レポート🔖 毎週土曜更新
夜でも雲の下でも地表を撮れる小型SAR衛星「StriX」——受注残高1,243億円(防衛省契約961億円のほか、宇宙戦略基金など公的支援の枠も含む会社定義の指標)を抱えて、今期の最終黒字転換を予想するスタートアップ。一方で直近の四半期は営業赤字が拡大し、継続企業の前提に関する重要事象も注記される先行投資の真っ最中。株価はスペースX上場が作った宇宙相場で高値2,140円(5/27)→▼36.8%の1,353円(8/7終値)。
黒字転換予想は、衛星数・受注・現金のどこで確かめるのか——この1ページで整理する。
📌 今週の要点:週間は+17.9%(7/31終値1,148円→8/7終値1,353円)、TOPIXは+1.8%。8/4に+8.5%、8/5に+8.2%と2日で上げ、8/7終値1,353円は6/12(1,552円)以来の水準。会社の適時開示は今週も0件だったが、会社サイトでは7/28の熊本地震での緊急観測(7/29・7/31付)と、9機目・10機目の衛星の初画像公開(8/6・8/7付)が知らされている。
① 新しく分かったこと
➡️ 7/28の熊本地震(M7.1・最大震度7)で、緊急観測から関係機関へのデータ提供までを会社が実施していた
会社が自社サイトで7/29・7/31に公表したところによると、7/28 16:27ごろの地震を受けて発災当日中に緊急の撮像計画を確定し、翌7/29 00:34(日本時間)に熊本県中部一帯を撮像、取得データと判読解析(甲佐町周辺の斜面災害判読など)を関係機関へ順次提供したとしている。7/31にはJAXAのLバンドSAR衛星「ALOS-2」のデータを用いた干渉SAR・ピクセルオフセット解析で、日奈久断層帯に沿って最大約1mの地表変位を検出したと公表しており、国土地理院の解析やGNSS観測とも整合的だと記している。
→ 解釈:本文が「夜でも雲の下でも地表を撮れる」と説明してきたSAR衛星の使いどころが、実例として示された週だった。ただしこれらは技術と観測体制の実演であって、売上や受注の変化を伝える発表ではない。緊急観測に対価が発生したかどうかも書かれていない。株価は8/4・8/5に大きく上げているが、この値動きと発表の関係について会社は何も述べていない。
➡️ 9機目・10機目の初画像が公開された。ただし会社は「試験電波発射により取得された試験データ」と書いている
8/6に9機目(5/22打上げ・観測は7/29のタシケント/Sliding Spotlight 1モード)、8/7に10機目(6/27打上げ・観測は8/2の押上=東京スカイツリー周辺/Staring Spotlight 1モード)の初画像を、いずれも会社サイトで公開。どちらの記事にも「衛星の機能を試験・調整する試験電波発射により取得された試験データ」と明記されており、運用開始を伝える文言はない。10機目は宇宙戦略基金「商業衛星コンステレーション構築加速化」事業の補助を受けて開発したもの、とも記されている。
→ 解釈:先週この欄に書いた「機能検証中」の一歩先=画像が撮れたところまでが確認できた。一方で、収益のドライバーである運用機数(1Q決算短信時点で4機)が増えたことを示す発表は、8/7時点では確認されていない。
➡️ 大きく上げた2日は、いずれも宇宙関連3社が同じ方向に動いた
8/4はTOPIXが+0.04%とほぼ横ばいだったなかで、Synspective +8.46%(1,146円→1,243円・出来高180.6万株)、アストロスケール(186A)+9.13%、QPS研究所(464A)+4.06%。8/5はTOPIXが+2.13%と全体が上げるなかで、Synspective +8.21%、QPS +5.03%、アストロスケール +4.76%。8/7にはQPSが小型SAR衛星13号機の打上げ完了を開示している。
→ 解釈:本文に置いた「QPS(464A)と同じ方向に動いていたら、それはテーマの日です」という見分け方が、今週も使える値動きだった。会社の状態が変わったことを示す適時開示は、この2日にも出ていない。
② 見立ては変わったか → 🚩 要検討。業績についての見立て(1Qは赤字が拡大、防衛省案件961億円の売上化が2Qから)は動いていない。ただし本文は「宇宙テーマの潮が引き、事業の中身で値段を探す局面に入った」と書いており、適時開示が0件のまま1週間で+17.9%動いた今週の値動きは、この局面の見方と突き合わせて点検する必要がある。あわせて、本文の機数の記述(「これまで8機を打上げ」「打上げ8機・軌道上の運用は4機」)は3月末時点のままで、初画像の公開まで進んだ9・10機目を反映していない。本文の書き換えは自動では行わず、次回の本文更新で扱う。
③ 🔒 前に見ていた材料、その後(8/1に書いたまま・書き換えていません)
(d) 7/31終値1,148円が、25日線(7/31時点1,184円)に対してどの位置で翌週末を終えるか。7/29のザラバ安値1,003円を下回る日があるか
→ 8/7終値1,353円で、25日線(8/7時点1,202円)を上回って週を終えた。8/3終値1,146円はこの線の下だったが、8/4終値1,243円で上に出て、8/4から8/7までの4営業日はいずれも線の上(各日の25日線は1,185.9円→1,202.4円)。週の安値は8/3の1,119円で、7/29の1,003円を下回った日はなかった。
(e) 8/4ごろ公表の7/31時点の信用買い残が、7/24時点の363.7万株から増えるか減るか
→ 7/31時点は323.8万株で、7/24時点から39.8万株減った(売り残は0株のまま)。7/10時点の398.9万株から3週続けて減っている(398.9→376.2→363.7→323.8万株)。ただしこれは急騰前=7/31時点の数字で、8/4以降の動きは反映していない。
(f) 2Q決算の発表日が会社から正式に告知されるか。8〜10機目StriXの機能検証完了を伝える開示が出るか
→ 取引所が公表する決算発表予定日には、6/29付で8/14(金)が登録されている。前回この欄に「告知が出ていない」と書いたのは、この予定日を確認していなかったため。機能検証の完了を伝える開示は出ていないが、9機目・10機目の初画像公開が8/6・8/7に会社サイトで知らされた(①のとおり試験データの段階)。
🔒 今週からの観察ポイント(あとから書き換えず、翌週に事実と突き合わせます)
(g) 8/14(金)の2Q決算で、防衛省事業の売上計上が始まるか、営業損失(1Qは16.1億円)がどうなるか。前年同期は15:30の引け後開示で、同じ時間なら東京の反応は8/17(月)
(h) 8/7終値1,353円が、8/3の安値1,119円・25日線(8/7時点1,202円)に対してどの位置で翌週末を終えるか
(i) 8/12ごろ公表の8/7時点の信用買い残が、7/31時点の323.8万株(売り残0株)から増えるか減るか
(j) 9・10機目について、試験データの段階から運用開始を伝える発表が出るか
④ 📅 次に見るもの——8/10(月)東京が8/7発表の米雇用統計に反応する日・8/11(火)山の日で休場・8/12ごろ 8/7時点の信用残・8/14(金)2Q決算=防衛省案件の売上化の初回点検(前年同期は15:30引け後開示=反応は8/17月)・随時:StriXの運用開始/次の打上げの発表、熊本地震の続報と災害対応の発表。
📌 今週の要点:週間は+1.6%(7/24終値1,130円→7/31終値1,148円)、TOPIXは▼0.2%。ただし中身は荒く、TOPIXが+0.3%だった7/29に▼7.4%の1,019円まで売られ(ザラバ安値1,003円)、7/31は+8.6%で戻した。週の高安は1,003円〜1,160円で、157円(安値比15.7%)の値幅。今週、Synspectiveの適時開示は0件だった。
① 新しく分かったこと
➡️ 適時開示のない週に、7/29と7/31は宇宙関連3社がそれぞれ同じ方向へ大きく動いた
7/29はTOPIXが+0.26%と小幅高だったなかで、Synspective ▼7.36%(1,100円→1,019円・出来高286.2万株)、QPS研究所(464A)▼9.62%、アストロスケール(186A)▼9.76%。7/31は逆に、Synspective +8.61%、QPS +10.73%、アストロスケール +5.97%と3社が揃って上げた。この週のSynspectiveの適時開示は0件(直近は7/1のグローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金の採択)。7/29付では、スペースX関連商品を扱った海外報道も出ている。
→ 解釈:本文に置いた「QPS(464A)と同じ方向に動いていたら、それはテーマの日です」という見分け方が、そのまま使える値動きだった。上下どちらの日も、会社の状態が変わったことを示す適時開示は確認されていない。157円の値幅があった1週間で、会社から出た適時開示は0件だった、ということ。
➡️ 打上げ済みの機数は、本文に書いた「8機」ではなく10機になっている(本文の数字が3月末時点のまま)
9機目は5/22打上げ(5/25開示)、10機目は6/27打上げ(6/29開示)。どちらもRocket Lab社のElectronロケットで軌道投入・アンテナ展開に成功したと会社は開示しており、10機目は宇宙戦略基金「商業衛星コンステレーション構築加速化」事業の補助を受けて開発したものと記されている。会社はどちらについても「2026年2月13日に開示した通期業績予想に織り込んでいる」と明記している。
→ 解釈:本文の「打上げ8機」は1Q決算短信=3月末時点の数字で、6月末時点では10機。ただし8〜10機目はいずれも打上げ時の開示で「まずは数ヶ月をかけて機能検証」とされており、検証完了を伝える適時開示は7/31時点で確認されていない。収益のドライバーである運用機数(1Q短信時点で4機)とは別に数える必要がある。
② 見立ては変わったか → 🚩 要検討(見立てそのものではなく、本文の機数表記)。値動きと業績についての見立ては動いていない。ただし本文の機数の記述(「これまで8機を打上げ」「打上げ8機・軌道上の運用は4機」)が3月末時点で止まっており、6/29開示の10機目までを反映していない。今回、冒頭の「30秒だけの人へ」は10機に更新したが、深部の章(「会社は大丈夫なのか」「前提2 衛星の量産と運用」など)とページ冒頭のリード文の株価は7/24時点のまま残っている。次回の本文更新で揃える。
③ 🔒 前に見ていた材料、その後(7/25に書いたまま・書き換えていません)
(a) 8/14ごろの2Q決算で、防衛省事業の売上計上が始まり、赤字幅が縮小に転じるか
→ 発表前。7/31時点で、会社からの決算発表日の告知も出ていない(前年は8/14・15:30の引け後開示)。
(b) 押し安値1,094円(7/21)を終値で維持できるか
→ 7/27終値1,140円・7/28終値1,100円まではこの水準を上回っていたが、7/29終値1,019円・7/30終値1,057円で下回った。7/31終値1,148円で再び上回っている。週の安値は7/29のザラバ1,003円で、これを下回る安値をつけた直近の日は2026年1月9日(安値996円)。
(c) 8機目のStriX(3/21打上げ・機能検証中)の検証完了・運用開始の発表
→ 今週の適時開示は0件で、検証完了を伝える開示は出ていない。あわせて記しておくと、この条件を書いた7/25の時点で、9機目(5/22打上げ・5/25開示)と10機目(6/27打上げ・6/29開示)がすでに開示されていた。条件を3月末時点の前提のまま立てていたので、下の観察ポイントで置き直す。
🔒 今週からの観察ポイント(あとから書き換えず、翌週に事実と突き合わせます)
(d) 7/31終値1,148円が、25日線(7/31時点1,184円)に対してどの位置で翌週末を終えるか。7/29のザラバ安値1,003円を下回る日があるか
(e) 8/4ごろ公表の7/31時点の信用買い残が、7/24時点の363.7万株(7/17時点の376.2万株から12.6万株減・売り残0株)から増えるか減るか
(f) 2Q決算の発表日が会社から正式に告知されるか(前年は8/14・15:30引け後開示=反応は翌営業日)。8〜10機目StriXの機能検証完了を伝える開示が出るか
④ 📅 次に見るもの——8/4ごろ 7/31時点の信用残・8/7 米雇用統計(東京が反応するのは8/10)・8/14ごろ 2Q決算=防衛省案件の売上化の初回点検(前年は8/14・15:30引け後開示)・随時:StriXの機能検証完了/次の打上げの適時開示、宇宙政策・スペースX関連の報道。
未来のことで確定している数少ない事実=「いつ・何が出るか」。自社の予定だけでなく、市場全体の経済イベントもここに出ます。日付はすべて日本時間・日をタップすると詳細が表示されます。
丸い番号をタップすると、その出来事の「なぜ」に飛びます。
出典:株価・信用データはマーケットデータ、市場のできごとは適時開示ほか公開情報。金額は調整後終値。チャート:TradingView Lightweight Charts™
受注残高1,243億円(防衛省961億円・公的支援の枠を含む会社定義)は年間売上の数十倍という規模で、事業の「注文と支援の枠」は既にある。一方で1Qは営業損失16.1億円と赤字が拡大し、現金及び預金は199.9億円(四半期で45.5億円減少)——衛星の製造・打上げが先に来る事業構造ゆえの谷。黒字転換予想(EPS 19.94円)の実現は、防衛省案件の売上化(2Q以降)と8機目衛星の運用開始に懸かる。継続企業の前提の重要事象注記も含め、期待とリスクの両方が大きい段階。
信用買い残376万株(売り残ゼロ)=出来高の2.5日分。買い残は急落後も減っておらず(6月中旬以降の下落局面でむしろ増加)、戻り局面の重石になりやすい。出来高は1日150〜300万株程度で、テーマの潮汐が来ると±15%級に増幅される板の軽さ。
5/27高値2,140円→7/21押し安値1,094円(▼49%)で、ほぼ半値の位置から反発を試している。いまの1,130円は25日線(1,218円)の-7.2%下。確認は ①押し安値1,094円を守るか ②1,300円前後(7月の戻りの壁)超え ③8/14ごろの2Q決算 で。
※「上がる/下がる」の断定はしません。いまの状態の要約と、確認すべき条件です。詳しくは以下の各章で。
449円→2,140円→1,094円。この往復の主役は自社の業績ではなく、スペースX上場という「他人の祭り」の潮汐でした。層ごとに分解します。表はいちばん上が根っこ(土台)で、下へ行くほど新しい話になります。
① 開示は15:30、反応は翌朝から
決算は引け後開示が定例です。そしていまの赤字は「計画された赤字」——衛星を先に作る事業の宿命で、赤字の額そのものより「計画との差」と「現金の残り」を見るのが正しい読み方です。
② 受注残1,243億円は「将来の売上・補助金につながり得る枠」であって、現金でも確定利益でもない
受注残は宇宙戦略基金の支援上限なども含む会社定義の指標で、全額が顧客売上として損益計算書に入るわけではありません。防衛省契約961億円は複数年で売上化されていくため、四半期ごとに「どれだけ売上に変わったか」を確認するのが黒字転換予想の検証方法。1Q末の現金及び預金は199.9億円(四半期で45.5億円減)——会社は借入枠・補助金収入等を踏まえ「少なくとも1年間の資金繰りに重要な懸念は認められない」と判断していますが、資金の時間との競争であることは変わりません。
③ テーマの潮汐は業績と無関係に±15%動かす
6/15の▼15.6%は自社に何のニュースもない日でした。スペースX・宇宙政策の報道がある日は、この株の値動きから業績のシグナルを読み取らないこと——QPS(464A)と同じ方向に動いていたら、それはテーマの日です。
短期の値動きから離れて、会社そのものを見ます。Synspectiveは小型SAR衛星「StriX」の開発・製造・運用と、観測データ・ソリューションの販売を行う単一セグメントの会社。東証グロース上場・12月期決算。数字の出どころは決算短信の実数です。
読み方 ── 受注(1,243億円)と足元の売上(四半期7億円)の間に横たわる巨大な段差を、衛星の運用開始と防衛省案件の進行が四半期ごとに埋めていけるか——この段差を埋められるかが、この会社のすべて。埋まれば黒字転換予想は実現し、遅れれば資金の時間との競争が厳しくなる。
この鎖は最初の輪(衛星)が物理的な成否を伴うのが特徴——打上げの成功・機能検証の完了という、財務諸表の外にあるイベントが起点。確認の場は四半期決算と、衛星関連の適時開示です。
その数字の土台にある「前提」──これが生きている限り強さは続く
短期の上げ下げの土台にある「前提」です。この前提が生きている限り会社の強さは続き、崩れたら話が変わります。
PER=株価が「1年分の利益」の何倍まで買われているか。この会社は長く赤字予想だったため、PERが計算できるようになったのは黒字転換予想が出た2026年2月からです(会社予想EPS 19.94円で計算)。
計算:その日の終値 ÷ 会社予想EPS 19.94円(2026/2/13開示・15:30引け後のため翌営業日から適用)。それ以前は赤字予想のためPERは存在しない。
読み方 ── いまのPER 56.7倍という数字は、普通の会社の物差しで見れば高めですが、この株の場合は数字の高低より「分母が実現するか」がすべてです。黒字転換予想(19.94円)は防衛省案件の売上化を織り込んだ計画値で、1Qまでの実績は赤字拡大——つまり計画は後半に賭けた形。仮に計画どおり着地し、さらに30機体制へ向けて利益が伸びる未来を信じるなら、いまの値段は通過点に見える。計画が崩れれば、PERという物差しごと消える——成長期のスタートアップの値段とは、そういう不安定な物差しの上に立っています。
いまの株価に織り込まれている前提
いまの1,130円(予想PER 56.7倍)は、「防衛省案件の売上化が進んで黒字転換がおおむね実現し、30機構想も前進する」という前提を、宇宙テーマの熱が冷めた分だけ割り引いた値段です。
崩れる合図──8/14ごろの2Q決算で防衛省案件の売上計上が想定より小さい/衛星の検証・打上げの遅延/現金減少の加速や希薄化増資。どれかが出たら、このページの見立ては見直しです。
売買の指示はしません。過去1年の値動きが「どの価格帯で折り返してきたか」を、機械的なルールで塗った地図です。決めるのは、この地図を見たあなたです。
この地図には2種類の帯があります。面の帯(塗り)=10日以上離れて3回以上、値動きが折り返した価格帯。青の斜線=下げ止まりの記録がある支持帯、橙の点=上値を抑えられた記録がある抵抗帯。枠の帯(囲み)=大きな値動きが始まった起点の値幅(青枠=上向き、橙枠=下向きの起点)。帯の位置は機械的なルールで引き、名前(支持帯・抵抗帯・上場来高値の帯など)は分かりやすさのための呼び名です——手で選んでいません。チャート上の①〜⑦は、下の説明と対応しています。各帯のPERは会社予想EPS 19.90円(2026年12月期・2026-05-15開示)で換算した参考値で、予想EPSが変わればPERの位置も動きます。前期は最終赤字のため、PERは黒字転換予想のEPSに基づく点に留意してください。現在値 1,388円は②抵抗帯(1,332〜1,432円)の中にあります。
接触3回:反落3・上抜け0・未決着0|判定期間:直近1年(2025-07-29〜2026-08-10)|接触日=03/03、03/17、04/10
この帯に近づいたら確認する3点——①次の決算・KPIの進捗 ②信用残の変化 ③市場全体の地合い
接触3回:反落3・上抜け0・未決着0|判定期間:直近1年(2025-07-29〜2026-08-10)|接触日=12/24、02/18、07/06
この帯に近づいたら確認する3点——①次の決算・KPIの進捗 ②信用残の変化 ③市場全体の地合い
2025-12-24から5営業日で-17.5%の下げが始まった日の値幅(3.4ATR)|その後の再訪6回:反落3・上抜け2・未決着1|②の帯と一部交差
接触3回:下げ止まり3・割れ0・未決着0|判定期間:直近1年(2025-07-29〜2026-08-10)|接触日=12/17、03/31、06/26
この帯に近づいたら確認する3点——①次の決算・KPIの進捗 ②信用残の変化 ③市場全体の地合い
接触3回:反落2・上抜け0・未決着1|判定期間:直近1年(2025-07-29〜2026-08-10)|接触日=09/19、10/06、10/24
この帯に近づいたら確認する3点——①次の決算・KPIの進捗 ②信用残の変化 ③市場全体の地合い
2025-11-14から5営業日で+24.0%の上げが始まった日の値幅(4.5ATR)|形成後、価格はまだ一度もこの帯に戻っていません(再訪なし)|⑦の帯と一部交差
接触3回:下げ止まり3・割れ0・未決着0|判定期間:直近1年(2025-07-29〜2026-08-10)|接触日=08/22、10/03、11/14
この帯に近づいたら確認する3点——①次の決算・KPIの進捗 ②信用残の変化 ③市場全体の地合い
2026-07-29から5営業日で+32.0%の上げが始まった日の値幅|再訪なし|④の帯と大きく重なる(狭い方の帯幅の76%)=2つの別ルールが近い場所を指した帯
2025-10-02から5営業日で+14.5%の上げが始まった日の値幅|その後の再訪2回:下げ止まり2・割れ0・未決着0|⑦の帯と大きく重なる(狭い方の帯幅の100%)=2つの別ルールが近い場所を指した帯
5営業日で-22.6%の下げの起点。直近1年より前のため参考表示(チャートには塗っていません)。相場環境が今と異なる時期の記録です。
参考:PERの物差し(会社予想EPS 19.90円=2026年12月期予想・2026-05-15開示)
41倍=816円/42倍=836円/58倍=1,154円/70倍=1,393円/75倍=1,492円/76倍=1,512円。現値1,388円≒PER69.7倍。
※PERは会社予想が変わればラインごと動きます。帯とPER水準が重なるのは結果であって、どちらかが根拠というわけではありません。
⚠ 過去に折り返した帯・値動きの起点の帯は約束ではありません。支持帯を終値で2日連続下回った場合は、その帯の下げ止まり記録が崩れたものとして、次の開示と市場全体の地合いを確認します。帯のルール=面の帯:10日以上離れた接触3回以上・幅は接触価格±0.25ATR/枠の帯:直前5日の終値最安(最高)の日から5営業日以内に3.0ATR以上動いた日の値幅。この帯は毎週、同じルールで機械的に引き直します。
下値の目安・窓・移動平均線をチャートに示しました。
↓印=窓開け(前日から飛んで下げた日)。縦軸=株価(円)・横軸=日付。線の意味は下の説明と色で対応。
信用残の1年
信用買い残(多くがあとで返済売りに回る建玉)の推移——売り残はゼロ
左目盛:万株(線)。下の棒:1日の売買代金(億円)。信用残は週1回の公表。
まとめ ── 7/21の1,094円で下げ止まり、1,100円台の攻防。テーマの潮が引いた後の値固めの局面で、8/14ごろの2Q決算から、黒字転換予想を支える売上計上の軌道が観測できるようになる。全体の結論は最終章「総合判断」へ。
ここまでの整理 ── ファンダメンタルズ:受注残1,243億円と足元の赤字16億円という巨大な段差。黒字転換は防衛省案件の売上化次第/需給:減らない信用買い残の重石+売り残ゼロの買い長/テクニカル:半値押しの1,094円で下げ止まりを試す。そのうえで、上と下、両方の「確認のサイン」を置いておきます。
このページの「なぜ」は、以下の適時開示と市場データをもとに、アルミナが整理・解釈したものです。
決算数値・受注残高は適時開示の実数。「継続企業の前提に関する重要事象」は短信の注記に基づく記述で、当ページの解釈を加えています。